村上華子
Hanako MURAKAMI
1984年生まれ。パリを拠点に活動。東京大学文学部美学芸術学専修、東京藝術大学大学院映像研究科修了。写真の起源や消失したイメージへの関心を起点に、古典写真技法から人工知能(AI)、視線追跡技術(Eye Tracking)までを横断するインスタレーションや映像作品を制作している。近年は、世界最初の写真を撮影したニセフォール・ニエプスの研究を軸に、「見ること」がどのように像を生み出すのかを探究している。初期写真術の再現実験や歴史資料の調査に加え、AIを用いた失われたイメージの再構成、視線データの可視化などを通して、写真以前/以後のイメージのあり方を問い直している。2019年アルル国際写真祭 New Discovery Award ノミネート。近年の主な展覧会に、National Museum of Women in the Arts 日本展(東京、2026)、Guangzhou Image Triennial(広州、2025)、10th Daegu Photo Biennale(大邱、2024)など。2026年にはVilla Albertineフェローとしてニューヨークに滞在し、アメリカ各地の写真コレクションやアーカイヴを調査した。作品はCNAP(フランス国立造形芸術センター)、Getty Museum(米国)などに収蔵されている。
Official Website
村上華子 実験室:もう一つの眺めのために
会 期|2026年8月22日(土)–10月25日(日)
Thermographies, 2018– courtesy : Jean-Kenta Gauthier
Maison Nicéphore Niépceにて撮影した太陽のイメージ(2026)